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2020.01.07

「発達障害(神経発達症)の子の才能を伸ばす」

○才能ってなに?

発達障害(神経発達症)といわれる我が子の優れた才能を見つけて伸ばしてやりたいと願う親は多くいることでしょう。今回は子どもたちの才能をどのように発掘し、どのように伸ばしていくかというお話です。才能とは、物事をうまく成し遂げるすぐれた能力をいいます。成し遂げる物事は与えられるものではなく、必ず本人から引き出されるようにします。そして、うまく成し遂げられたかどうかは本人が感じられるようにサポートされる必要があります。

○自分らしくいきいきと暮らすために

生活の中では、頑張って考えたことが予想と違う結果になってしまうことが多く、考えたことが他人に認められず自信をなくしてしまうこともあるでしょう。人は、自信がないとチャレンジすることが難しくなります。原動力となるのは、漠然とした自信ではなく確かな自信です。成果や成長が自分でわかりやすく、本人が自ら行動の結果を喜べる必要があります。自分で考えたことをして、その結果に価値があると本人がわかることが才能を支えます。そのためには周囲の深い理解が欠かせません。家族のだれか一人ではなく、相談機関を含めて周囲の大人が全力でサポートしていけるようにしましょう。

○才能発掘のために何をすればいいの?

具体的に何をすればいいのでしょうか。まずは本人が関心のあることについて、とことん付き合って一緒に楽しむことです。延々と会話を楽しんでもいいでしょう。会話といっても、音声言語だけでなくイラストや図で表すこともできます。実際に手を動かしてモノづくりをしたり、体を動かして体験したりすることもできます。もちろん社会的に認められる行為に限りますが、興味のあることをとことんやってもいいんだよ、というメッセージを送り続けることが大切です。本人が興味を持っている物事が明確であっても、これはお金になるのか?社会に生かせるか?と気になることでしょう。そんな時は、何のために才能を伸ばしたいのかを考えてみましょう。自分らしくいきいきと幸せに暮らすためです。いきいきと力強く生きる力は、やがて社会に役立つ仕事への意識を育てる助けになります。

○才能を伸ばす3つの条件 子どもの才能をよりよく伸ばすためには、サポートする側には重要な役割があります。それは「時間」「空間」「理解者」を全力で守ることです。本人が自分を見つめ、自分のペースで考え行動できる時間。周囲の環境に惑わされず、価値観が尊重され、やりたいことがとことんできる空間。本人の考えや行動を理解して認め、共に喜べる理解者。これら3つのうち1つでも欠けては実現できません。もちろん本人の努力だけでは難しいのです。サポートする側の高い意識が子どもの才能を伸ばすことになります。考えたことが実現できる喜びを共に感じ、本人の持つ価値観を認めて応援すること。これは本人を一番理解して支えられる家族だからこそできることです。

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