2016.11.30 不登校関連

不登校と向き合うために、まずは居場所確保

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不登校になる子どもは、決して悪いことをしているわけではありません。むしろ、たまたま何かの原因で学校に行けなくなり、それが解決できないために不登校が続いているだけなのです。

そのような状態になってしまった子どもを支え、問題が解決されるよう導いて行くには、まずは子ども自身が安心できる居場所を用意することが重要です。

今回は、子どもの不登校に向き合う上で重要な「家庭の中にある子どもの居場所」と「家庭の外にある子どもの居場所」について説明します。

 

家庭は子どもにとって、心安らぐ最良の居場所

 

不登校になる子どもは常に不安を感じていますし、自分を責めています。それを無条件に受け入れ癒やしてくれる場所として、家庭以上の場所はありません。

本心では「学校に行かないといけない」と分かっているのに、もし親が学校へ行くよう強制したり無理強いしたりすれば、子どもにとっては二重の苦しみです。

そうするよりも、まずは「家にいていいんだよ」と伝えてください。もちろん親の本心としては、子どもに学校に行って欲しいと思うのは当然です。

でも、子どもはちゃんとそれに気付いています。その上で、家にいていいという言葉に安心し、癒やされるのです。

子どもが自分を責め続けてしまうことがないよう、まずは家庭を、子どもにとって居心地の良い居場所にしましょう。

 

外部との繋がりを取り戻せる家庭外の居場所

 

不登校を解決するには、家庭外の人たちとの繋がりを確保しておくことも重要です。

具体的には、たとえばフリースクールとか、適応指導教室といった専門の支援機関を利用するのも良いですし、塾や趣味の習い事などでも構いません。

どのような場所であれ、肝心なことは、子どもが「自分を受け入れてくれる」と感じられる外部の人と繋がることです。

 

2つの場所の関係

 

家庭内の居場所と家庭外の居場所は、それぞれ補完関係にあります。

つまり、子どもを守り癒やしてくれるのが家庭内の居場所で、突破口を開くために挑んでいく先が家庭外の居場所というわけです。

ですから順番としては、まず家庭内の居場所をしっかり固めて子どもが十分落ち着いてから、家庭外の居場所を開拓するようにするとよいでしょう。

そうすることで、不用意に外部に出て余計なダメージを受けてしまうことを防げます。

家庭外の居場所を開拓する目安は、子どもが落ち着きを取り戻し、同時に刺激のない環境に退屈して「新しい何か」を探しはじめた時です。

このタイミングを見逃さないためにも、親は家庭内で子どもを温かく見守る一方で、子どもの変化に敏感であるようにしてください。

そのためには知識も必要です。子どもの変化にはどのようなものがあるか、どういう変化は見逃さないようにすべきかといった知識を、日頃から積極的に学ぶようにしましょう。

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