2016.12.26 フリースクール

不登校の子供を支援する第三の居場所 

c64a393f09e9b6348109ceba7bdcf36c_s

不登校の子供の居場所

 

不登校となった子供は、学校にも家にも居場所がないと感じられることがあります。
そんなとき、親でもなく、学校の友達でも教師でもない「誰か」との関わりが心の支えとなることもあるでしょう。
居場所とは、単に空間的な場所を意味するだけではなく、人との関わりでもあります。
学校とも家とも違う「第三の居場所」というのは、家族でも学校関係者でもない人との関わりが持てるところでもあるのです。
それらにはフリースクールや適応指導教室、相談室といったものがありますが、そういった不登校支援施設の他にも、子供の居場所となり得る場所は考えられます。

 

塾や習い事の活用

 

たとえば、塾や習い事の教室というのはどうでしょうか。
これらの場所は、確かに不登校の子供を支援する目的の施設ではありません。
しかし、そうしたところが子供にとって居心地のいい場所になるという場合もあります。
学校へ行かないのに塾や習い事へは行けるのだろうか、という疑問を持たれる方もいるでしょうか。
ですが、学校へ行きたくない原因が人間関係などにあるケースであれば、学校とは異なる人間関係で構成されるそれらの場所が、子供にとって快適な空間となる可能性は十分にあります。
本人の望みを優先させてあげるべきでしょう。
では、そうした場所へ通うメリットには、どういうものがあるのでしょうか。

 

人との交流を通してコミュニケーションを養う

不登校となり居場所をなくした子供は、家に引きこもりがちになることもあります。
そのような状況下では、他者とのコミュニケーションをとる機会が減ってしまいます。
復学するにせよ、社会に出て働くにせよ、コミュニケーションをとる能力というのは重要となります。
筋肉や頭脳のように、コミュニケーションの能力というものも使わなければ衰えるものですから、その維持のためにはやはり他者との関わりを持つ必要があります。
そこで、塾通いや習い事を通じて他者と関わることが大きなメリットとなるわけですね。

 

不満や不安からの解放

 

好きで通う習い事などであれば、ストレスの解消にもなります。
不登校に悩む子供は、「学校へ通えない自分」に不満や鬱屈を覚えていることも多いものです。
そこで、好きなことのできる居場所を確保することで、そういったネガティブな思いを打ち消すことができるのですね。
また、塾通いについては、学業の遅れという不安の解消にも繋がります。
学校へ通っていないと、勉強の遅れが見えなくなります。自分が周囲と比べてどれくらい遅れているかがわからなくなるため、不安が強まってしまうのです。
塾によって他の同年代の子供と関わり、また客観的なデータを手に入れることで、そのような不安をなくすことができるというわけです。
不登校となっても、人とまったく関わらずに生きていくことはできません。
その子供なりの居場所を見つける手助けをしてあげることで、復学の際にも自信に繋がりますし、自立の精神も芽生えることでしょう。
様々な選択肢の一つとして、そういった場所があるということは、知っておくといいと思います。

 

お気軽にお問い合わせください

関連記事


コラム一覧ページに戻る