2016.12.26 フリースクール

フリースクールに通いながら高校を受験する

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・フリースクールに通うということ

 

フリースクールへの通学が、出席日数などの点から高校受験を有利にするのであれば、親としてもせめてフリースクールへ通ってほしいと願うのではないでしょうか。
ただ、フリースクールの利点は、本当に出席日数を始めとする「高校受験を有利にすること」のみにあるのでしょうか?

 

・フリースクールと出席日数

 

「出席扱い」というのは、必ずしも全てのフリースクールで適用となるわけではありません。
せいぜいが全体の4割程度で、適応指導教室の出席扱いも8割程度にとどまります。
もちろん、なるべくなら出席扱いとなる場所へ通わせたいと思うでしょうが、出席扱いとなってさえいれば高校受験がスムーズに運ぶとは限らないのです。

 

・内申書という大きなポイント

 

確かに、出席日数は高校の受験に際しても重要な要素ではあります。
しかし、受験において大事な要素としては、他に内申書というものもあるのです。
内申書というのは、学校における生活態度や、定期試験の結果を基に作成する書類です。
ということは、学校に通わず、定期試験の類も一切受けていないのであれば、内申書に記載する事柄が実質的に何もない、ということになってしまいます。
これでは、出席日数だけ足りていても仕方がありません。
備考欄などにフリースクールへの通学の事実や活動内容といったものを記すことは、可能ではあるでしょう。
ただ、それはフリースクールと学校との連携がちゃんと取れていてこその話です。
したがって、高校受験という面から見れば、たとえ中学校への通学まではできなくとも、せめて定期試験だけは受けておくのが望ましいといえましょう。

 

・フリースクールの本当のメリットとは?

 

ここまでは、高校受験に際しての、いわば「形式的な条件」を備えることについての話でした。
ですが、不登校の子供がフリースクールへ通うことの本当のメリットとは、受験の有利化や出席日数の確保というだけではなく、もっと大局的なところにあると考えられます。
それは、主体性と意欲を養うということです。
不登校の子供は心のどこかで、「学校へ通っていない自分」に負い目を持っていることが多いものです。
子供なりの社会に所属する実感が希薄なため、喜びや楽しみ、何のために生きるのかという目的すらも見失ってしまうのです。
フリースクールでは、そんな子供に居場所を提供し、喜びや楽しみを見出してもらう手助けをします。
その延長線上に、自らの人生を生きる力という主体性が育まれるのです。

 

・目先の受験にとらわれないで

 

仮に高校を受験して、無事に進学できたとしましょう。
ですが、そこでまた挫折をしない保証などありません。
自ら意欲を持って主体的に生きる力というのは、困難に相対して切り抜ける力でもあります。
フリースクールでその力を育んだ子供は、簡単に逃げ出すことのない強さを手に入れていることでしょう。
そうなることで、子供自身が行きたい高校を真剣に考えることも可能となるのです。
高校受験は確かに大事です。
けれども長期的な視野を持った時、本当に重要なのは、むしろこの主体的に生きる力なのだといえます。
フリースクールに通うことで、そうした力を育める。これこそ、大きなメリットとして挙げられるのではないでしょうか。
もちろん、フリースクールと言っても様々にあります。

みらいフリースクールには様々な未来の選択肢があります。
在籍している小中学校に戻ることもできますし、進学先には一般の高校だけでなく、飛鳥未来高校への道もあり、安心して通えます。
子供のことを考え、もっとも合ったところを選んでみてください。

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